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院長通信(YouTube動画配信)『当院の現状~コロナについて~』

【院長ブログ】ロボット手術始めました。

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院長ブログ 10

いきなり “冷やし中華始めました。” みたいな表題でご容赦ください。

当院では2023年12月、ついにダヴィンチを導入し、ロボット手術に参入いたしました。

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ロボット手術は、よく一般の方に誤解されるのですが

鉄腕アトムや鉄人28号(我々の世代しかわからないかもしれませんが)が人間に代わって手術を行うのではなく

手術においてロボット技術を活用して行われる手術の一形態です。

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これは通常、専用の手術用ロボットシステム(いくつかメーカーはありますが当院では『Intuitive社』の『ダヴィンチXi』を採用)を使用して行われ

術者はコンピューターコンソールから手術を操作します。

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以下は今はやりの生成AIから引用したロボット手術の主な特徴や利点、応用分野です⬇︎⬇︎

特徴

1.手術用ロボットシステム
ロボット手術では、術者が手術用ロボットシステムを使用します。
このシステムには、手術用のロボットアームや各種の手術用具が含まれています。

2.拡大視野と3D視覚
ロボット手術では、高精細かつ拡大された視野が提供され、術者は立体視覚を得ることができます。
これにより、微細な操作が可能となります。

3.制御可能な動き
ロボットアームは術者の手の動きを補完し、細かい制御が可能です。
また、手の震えや疲労が少なく、安定性が向上します。

4.遠隔手術の可能性
ロボット手術の一つの利点は、術者が患者と同じ場所にいる必要がないため、遠隔地での手術が可能となることです。
これは地理的な距離を克服し、遠隔地の専門家が手術に参加できる可能性を提供します。

利点

精密性の向上
ロボット手術は非常に精密で微細な操作が可能であり、従来の手術よりも精度が向上します。

患者への負担軽減
小さな切開や傷口が必要であり、回復期間が短縮され、患者の負担が軽減されることがあります。

速い回復と短縮された入院期間
ロボット手術は通常、術後の痛みや合併症が少ないため、患者はより迅速に回復し、入院期間が短縮されることがあります。

遠隔地での手術が可能
ロボット手術は遠隔地での手術を可能にし、地域差や専門家の不足を克服するのに役立ちます。

応用分野

泌尿器科手術: 前立腺切除や腎臓手術など、泌尿器科領域でのロボット手術が一般的です。

呼吸器外科手術: 肺葉切除や区域切除が適応です。

消化器外科手術: 大腸手術や胃手術、食道手術など、消化器外科領域での適用もあります。


当院では当面この3分野(泌尿器科、呼吸器外科、消化器外科)でやっていこうと考えています。

大学のご配慮で医師の増員も図られ、万全の態勢で開始いたしました。

ロボット手術は技術の進歩とともにますます発展しており、その応用範囲は拡大しています。

ただし、高いコストや専門的なトレーニングが必要であるため、導入には慎重な検討が必要です。

特にコスト面では開始当初はやればやるほど赤字がかさむのですが、当院では医療の進歩に遅れないように導入を決定いたしました。

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今後各分野でロボット手術が拡大することは確実と思われ、大学からの医師派遣にも影響してくる可能性すらあります。

様々な障壁はありますが、今後もロボット手術の応用を拡大しつつ患者さんに対する侵襲低下に寄与したいと考えております。

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写真の解説をいたしますと

写真①がコンソールボックスと呼ばれるもので、術者がここに入り、画面を見ながら手術を行います⬇︎⬇︎

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①コンソールボックス



写真②はダヴィンチ本体で、4本のアームが手術に適した角度、間隔で術野に入り、術者の他の動きを精密に手術器具に伝えます。

またモニターも複数あり、術者と同じ映像を助手や麻酔医が共有できることによって安全に手術が進行いたします⬇︎⬇︎

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② ダヴィンチXi



写真③は術者がコンソールボックスに座って手術を行っているところです⬇︎⬇︎

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③ 術者がコンソールボックスに座って手術



ご覧のように従来の手術と違い、術者は座ってできますし、手を洗う事はありません。その分術者の疲労も軽減されます。

もちろん誰にでもできるわけではなく前述したように専門的なトレーニングを積み資格を取る必要があります。

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今後は多くの医師にトレーニングを積んでいただき、さらにこの技術が進歩するように環境を整えたいと思っております。

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皆様、当院の今後の奮闘にご注目いただければ幸いです。

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