院長ブログ 04
当院をご利用の皆様、いよいよ新年度(2022年度)に入りました。
桜の花も満開で見ごろを迎えております。
進学や就職、転勤といった移動の時期でもあり、コロナ禍の昨今が恨めしくもありますが、今後来るであろう明るい未来に向けて歩みを進めてまいりましょう。
さて、新年度という事で今回は少しおめでたい話題をご披露いたします。
当院は先日2021年度第22回の長崎市都市景観賞(大きな建物部門)を受賞し、さる3月18日表彰を受けてまいりました。
この賞は長崎の歴史的背景と地理的特徴を生かし、周囲の街並みを始め雰囲気に調和した建築物や優れた都市景観の形成に寄与していると認められたものに与えられる2年に1度の表彰です。
他の受賞者は長崎駅西口交流施設(ヒルトン長崎、出島メッセ=大きな建物部門)や長崎県庁(公共施設部門)、料亭橋本(歴史のある部門)などそうそうたる建造物です。
当院の新病院完全オープンから1年余を経てこのような名誉ある賞を受賞できましたことは職員一同の喜びとするところであり誇らしく思っております。
当院ご利用の皆様にも快適にご利用いただける環境が認められたことにもなります。
前回のブログでご紹介したDPCの特定病院群昇格は言わば中身の充実でしたが、今回は外観を評価されたことでますます気を引き締め、今後も地域医療のために頑張って行こうという思いを強く致しました。
受賞した賞状やトロフィーは玄関のしかるべき位置に飾りますので、ご来院の際にご覧いただければ幸いです。
個人的に私が好きなのは当院の夜景です。
浦上川のほとり位置し、赤十字マークが輝く設計は日建設計、大成建設という日本を代表する設計、建設会社とも共同作業で美しくイメージいたしました。
これはないに越したことはないのですが、万一大災害が起こったときに遠くからでも赤十字マークの明かりが見えれば“あそこに行けば何とかなる”という住民の皆様の安心感につながるのではないかというこだわりで設計しております。コロナ禍でなかなか難しいのですが、お近くを散策される際にでもご覧ください。
さて、いよいよ新年度です。
色々と難しい時代ではありますが新たな気持ちで頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。